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【ゲーマー向け】グラボのメーカーによる違いとは?ゲーマーはどのグラボを選べばいいのか?

グラボメーカー選び方の画像 グラフィックボード

マルセル北村です。

セミオーダー系BTOゲーミングPCを購入している時は特に気になりませんが、サイコムセブンなどのカスタマイズできる要素が多いショップでBTOゲーミングPCを購入する際や、ゲーミングPCを自作する際にはグラフィックボードのメーカーを自分で選択することができます。

そしてグラボを見てみると、同じGPUを搭載しているグラボでも結構な価格差があり、どれを選べばいいか迷う方もいるのではないでしょうか。

大差があるものだと、例えばGainwardの「RTX4090 Phantom」とASUSの「RTX4090 ROG-Strix」だと同じGPUなのに約5万円の差があります。

やっぱり高いやつがいいグラボなのかな?

マルセル北村
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それはまあ基本的にそうなのですが、だからといってゲーマーが同じGPUの高いグラボを買う必要があるかというと疑問です。

結論から言うと、ゲーマーであればGPUのみ真剣に検討して、グラボに関しては見た目、価格、保証で選べばいいと思います。理由は後ほど。

マルセル北村本格水冷PCを組むくらいパソコンも好きですが、本業は圧倒的にゲーマーです。ゲーミングPCはあくまでもゲームをするための道具だと思っています。

ヘビーゲーマーかつPC好きの私だからこそできる、ゲーマー目線の体感的で率直なレビュー・解説を心がけています。

プロフィール
この記事を書いた人
マルセル北村

ゲーマー歴20年以上、自作PC歴10年以上。生涯現役ヘビーゲーマー。主にPCマニアではないゲーマーに向けて、簡単でわかりやすい記事をお届けします。
好きなゲームはEFTやSkyrimなど。お仕事の依頼はサイトの問い合わせフォームからお願いします。

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GPUとグラフィックボード

グラフィックボードの価格差の説明をする前に、GPUとグラボの違いを理解する必要があります。 

当サイトでも、わかりやすさのためにあまり区別することなく使用している2つの言葉ですが、厳密には別物です。

GPUは「グラフィックス・プロセッシング・ユニット」の略称です。そしてグラフィックボードはGPUを搭載したパーツです。

マルセル北村
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つまり、グラフィックボードを表記する時は正確には「RTX4090搭載グラフィックボード」のように記載します。

実際、商品ページなどにはそのように記載されていることもあります。

そして、GPUを作っているのはNVIDIA等半導体メーカーですが、グラフィックボードとして販売されているものの大半はPCパーツメーカー各社が作っています。

グラフィックボードの価格で何が変わるのか

では、なぜ同じGPUを使っているのにグラボの価格には差がでるのか。

マルセル北村
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それはグラボによって冷却能力やクロック数が異なるからです。

GPU以外の部分(ファンを含む)に各社の工夫が凝らされており、それによって冷却能力が変わったり、最大クロック数が変わります。

また、同じGPUを使ったグラボでも補助電源の必要量が違ったりします。基本的に、補助電源の数が多い方が出力を上げられるので、性能が高いということになります。

その結果、グラボによって性能に差が出ます。

では、ゲーマーがグラボを買うとき、どのメーカーのグラボを選べば良いのでしょうか?

結論。ゲーマーは見た目と価格と保証で選べばいい

オーバークロッカーの方などは当然グラフィックボード自体の性能にもこだわると思うのですが、ゲーマーの場合、グラフィックボード自体の性能差は気にしなくていいです。

理由は簡単で、価格差に見合うほどの性能差がないからです。

当然、ベンチマークなどを行えば差は出ます。しかし、実ゲームでその差が何かに繋がることはありません。

フレームレートが1でも上がれば嬉しいという方なら話は別ですが……

マルセル北村
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例えばRTX4070tiの最上位グレードのグラボと、RTX4080の最下位グレードのグラボの価格がほぼ同じだった場合、間違いなくRTX4080を買ったほうがいいです。

GPUの差(RTX4070tiとRTX4080など)は圧倒的な差ですが、グラボの性能差は微差です。ゲーミング性能を気にするならどれを選んでも大差ありません。

しかし、見た目や気分の問題、あるいは好きなブランドがあるなどの理由で高いグラボがほしいという方もいるでしょう。

その場合は、自分が欲しい物を買えばいいと思います。結局は趣味なので。

マルセル北村
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実際、私も性能や価格は度外視でYESTONのグラボを個人輸入したわけです。

 

冒頭でも述べましたが、サイコムやセブンなどのフルオーダー系BTOパソコンショップの場合、ある程度はグラボのメーカーを指定できます。

保証期間が長いグラボメーカー

ここからは自作を検討している方向けの記載になりますが……

通常、日本国内のPCパーツの保証期間は一年間という場合が多いのですが、一部メーカーはもっと長い保証期間を設けています。

グラボを選ぶときの基準となりうるので、私が知っている標準保証期間が長いグラボメーカーを紹介します。

このセクションは、代理店が変わるなどでたやすく変動する可能性が高いセクションです。実際に購入する際には自分自身で保証期間を確認してみてください。

なお、GeForce系のグラボのみの紹介とします。

ギガバイト

ギガバイトのグラボは基本的に2年保証ですが、パッケージに「4YEARS WARRANTY」と記載されているグラボについては製品登録を行うことでなんと4年保証になります。

無料で4年なので、安心感はあります。

GALAKURO(玄人志向、GALAX)

GALAKUROは少し注意が必要で、製品によって保証期間が異なります。

基本的には3年保証なのですが、GALAKUROの中でも白いグラボや「HOF(hall of fame)」シリーズは1年の保証期間となっています。

マルセル北村
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代理店がCFDでないものは1年保証ということだと思います。

PNY

PNYのグラボは(おそらく)全て3年保証です。良心的ですね。

Elsa(inno3d)

Elsaが取り扱っているグラボは、2年保証3年保証が混在しています。製品ページを確認する以外にそれを知る術はないと思います。