マルセル北村です。
白いゲーミングPCを作るために個人輸入したグラフィックボード、「YESTON RTX4070ti Sakura Sugar」のレビューを行います。白いゲーミングPCについては以下の記事をご覧ください。
とはいえ、モノはRTX4070tiなので今さら性能のレビューをする必要もありません。
見た目の紹介をした後、(あまり好きではないのですが)一つだけベンチマークを行なってちゃんとRTX4070tiであることを証明したいと思います。
記事を見てもらえればわかるのですが、異様に凝っています。「本当に好きで作っているんだろうな」というのが伝わってくる感じです。
YESTONとは
公式サイトによると、YESTON(深圳市盈嘉讯实业有限公司)は、2000年に設立された中国の歴史あるPCパーツメーカーです。
GeForceだけでなくRADEONも扱っており、AMD、NVIDIA双方からなんらかの受賞歴もあるしっかりしたメーカーです。
ちなみに、アニメチックなデザインのグラフィックボードを販売し始めたのは2019年だそうです。
「YESTON RTX4070ti Sakura Sugar」の箱
YESTONのSakura Sugarを語る上で欠かせないのが、箱の異様な凝りようです。
単にデザインが凝っているだけでなく、なんと側面はリボンで封印されています。
こんなグラボの箱、他にみたことありません。異様な凝りようです。
「YESTON RTX4070ti Sakura Sugar」の付属品
付属品も攻め攻めです。
まさかの冊子ですね。
残念ながら中国語なので内容はさっぱりわからなかったのですが、漫画やイラストが描かれていました。
逆にこれ以外の付属品は12vhpwr変換ケーブルくらいしかなかったです。定番のステッカーとかあるかなーと思ってたんですが、「そんな普通なものはつけない!」という攻めっ気を感じます。
「YESTON RTX4070ti Sakura Sugar」本体
ファンもバックプレートも凝ったデザインのグラボは、縦置きするか横置きするか迷いますよね。しかし、私は「これは横置き一択だな」と思っていました。
「YESTON RTX4070ti Sakura Sugar」に通電した際の変化
横置き一択だなと思った理由がこれです。やはりこの、通電するとライティングでキャラクターの顔が浮かんでくる発光ギミックがとても面白いと思うのです。
実のところこのギミックがあることがわかって、「絶対に買おう」と思いました。
サイバーパンク感があってとても好きです。他社のグラボでこの発光ギミックってあるんですかね?見た記憶がありません。
「YESTON RTX4070ti Sakura Sugar」の性能ベンチマーク
当然GPUはRTX4070tiなので、性能もそれに準じたものになります。
ただ、YESTONのグラボは国内発売されていない中国のグラボです。「本当にRTX4070tiの性能が出るの?」と思っている方もいるかもしれないので、ベンチマークを行いました。
ベンチマークに使用したのは自作した白いゲーミングPCです。
CPUとGPUは以下のとおりです。
CPU | intel core-i7 13700k |
グラフィックボード | YESTON RTX4070ti |
その結果がこちらです。
他サイトさんの結果を見ても大きく乖離してはいないので、当然ながらちゃんとしたRTX4070tiが搭載されたグラボであることがわかりました。
終わりに
「YESTON RTX4070ti Sakura Sugar」のレビューを行いました。
非常に個性的なデザインのグラボですが、当然性能はRTX4070ti。見た目が気に入ればぜひ購入してみてください。
何度も言っていますが、バックプレートの発光ギミックは本当に素晴らしいと思います。キャラクターでなくてもいいので、ぜひ他社でも採用してほしいです(あったらごめんなさい)。
なお、Aliexpressの上記ショップでは他にも国内未発売のグラボが取り扱われています。以下の記事で少し紹介しています。