マルセル北村です。
ゲーミングPCを購入すると、欲しくなるのがゲーミングデスクです。ですが、ゲーミングデスクって結構種類があって選びづらいですよね。
私は、「電動昇降デスク」が最強のゲーミングデスクだと思っています。
今回は、「Flexispot Japan株式会社」が販売するコスパ最強の電動昇降デスク「FLEXISPOT E7」を購入して一年以上経過したので、レビューを残しておきたいと思います。
メーカーはFLEXISPOTをゲーミングデスクとは言っていませんが、FLEXISPOTはそのへんで売っているゲーミングデスク以上にゲーミングライフを快適にすると思います。
電動昇降デスクといえば「FLEXISPOT」というド安定ブランドであり、私自身購入して1年半が経ちますが、一切不満がありません。
光ったりはしませんが、実用性が高くコスパのいいゲーミングデスクを求めている方には強くおすすめします。
FLEXISPOTとは?
「FLEXISPOT」は、中国企業「乐歌人体工学科技股份有限公司」の開発する電動昇降デスクのブランド名です。日本では「Flexispot Japan株式会社」が販売しています。
電動昇降デスクとしては安価、かつ多数のレビュー、使用実績がある唯一の製品群です。一般人が電動昇降デスクを買おうと思ったらFLEXISPOTしか選択肢がないと言って差し支えないと思います。
IKEAからも同じような価格帯で電動昇降デスク「ベカント」が発売されていますが、正直IKEAを選ぶ理由が見当たりません。後述します。
電動昇降デスクのメリットは?
電動昇降デスクは、当然ですが天板の高さを電動で、ボタン一つで変更できます。
ゲームを長時間やっていると、どうも体勢が辛くなってくることはありませんか?
そういったときにはもちろん一度休憩するというのが普通の選択肢なのですが、デスクの高さを変えることで体勢を変えるという選択肢が増えます。
FLEXISPOTの電動昇降デスクはスタンディングデスクの高さまで天板を上げることもできます。
手動昇降デスクとの違いは?
電動昇降デスクの対になる製品として、手動昇降デスクがあります。
違うのは天板の高さの変え方が手動か電動かだけでしょ?
確かに言葉にしてしまうとそのとおりなのですが、両者は全く用途が異なります。
電動の場合は、手動式と異なり気軽に、日常的にデスクの高さを変えられることが最大のメリットです。価格面以外で、手動昇降デスクを選ぶ理由はほとんどありません。
FLEXISPOTのおすすめポイント
まずFLEXISPOTの電動昇降デスク全般に言えるおすすめポイントを軽く紹介します。
- コスパが非常に高い
- 5年保証付き
- フレームと天板が別々に売っている
とにかく電動昇降デスクの中では価格が低く、そのくせ高性能なモーターと多彩な機能を搭載しているのでコスパが非常に高いです。
また、フレーム(脚)と天板が別々に売っているというのもいいポイントです。脚だけ購入して、自分の好みの天板を別で購入することができるからですね。例えば、無垢一枚板の電動昇降デスクを実現することも可能です。
もちろん、そこまでこだわりがなければフレームと天板をセットで購入することもできるのでご安心を(私もそうしました)。
FLEXISPOT E7の機能
FLEXISPOT E7は単に電動昇降するだけでなく、様々な機能が搭載されています。代表的な機能は以下のとおりです。
特にメモリ機能は非常に便利で、4つの高さのプリセットを設定できます。
正直、この価格帯でここまでの機能がついた電動昇降デスクは他にないと思います。
実際にFLEXISPOT E7を使用したレビュー
私が「FLEXISPOT E7」(幅160cmの天板とセット)を購入したのは2021年です。公式ショップで購入しました。
届いた時の様子から、実際に長期間使用した感想までを残したいと思います。
組み立て
まず到着して感じたのはその重さ。私は「FLEXISPOT E7」と160cmの長方形天板をセットで購入したのですが、天板以上にフレーム(脚)がとにかく重かったです(約32kg)。
また地面に置いた状態で組み立てるので、最終的に、地面に対して裏返って置かれているクソ重い電動昇降デスクを持ち上げてひっくり返さなければなりません。
組み立てる際は二人以上での作業をおすすめします。本気で。
とはいえ、丁寧な説明書が付いているので組み立て自体は難しくありませんでした。
なお、FLEXISPOT公式ショップでフレームとセットで天板を購入した場合、最初からフレームに取り付けるためのネジ穴が空いていました。
使用
本当に快適です。実は購入前は手動昇降デスクを使っていたのですが、全く別物だということがよくわかりました。
なんか高さが合わないなあ
と思ったらすぐに調整できます。動きは非常になめらかです。さらに、メモリー機能を使うことで、よく使う高さを登録してワンボタンで変更できます。
私は自分に合うデスクの高さがわからず、面倒な調整を繰り返しては常にイライラしていたため、簡単に調整できる電動昇降デスクを購入して大正解でした。
あと、駆動音と動きが近未来的で単純にかっこいいです。
駆動音はしますが、別に大きな音はしません。マンションでも問題ありません。
購入して1年半が経ちますが、一切不具合は発生していません。仮に不具合があったとしても、FLEXISPOTの電動昇降デスクには5年保証が付帯しているので安心です。
FLEXSPOT E7の良い点
「FLEXISPOT E7」を使って感じた良い点は以下のとおりです。
- 安価ではあるが高い質感
- 電動昇降が非常になめらか
- 障害物検知機能がちゃんと働く
安価ではあるが高い質感
FLEXISPOTは、他の電動昇降デスクと比べて非常に安価です。
例えば、有名なオカムラの「Swift」は20万円前後で販売されています。
一方のFLEXISPOTは天板とセットでも7万円前後で購入できますが、質感は高く「安物感」は感じません。
電動昇降が非常になめらか
電動昇降デスクで重要なのは当然電動昇降機能です。FLEXISPOT E7は非常になめらかに昇降しますし、駆動音も静かです。
私はデスクの上にモニターを3枚置いていますが、問題なく昇降しています。
障害物検知機能がちゃんと働く
FLEXISPOTには障害物検知機能がついており、電動昇降デスクで何かを挟んでしまうなどの事故を防止すること出来ます。これもきちんと動作します。
障害物検知機能が働くと、実際に何かにぶつかる前に、自動で何かと反対方向に昇降して衝突を防ぎます。
障害物検知機能がないと最悪人が死にかねないので、重要な機能です。
FLEXISPOTの良くない点
FLEXISPOTの良くない点ですが……正直あまり思いつきません。重いとかはFLEXISPOTというより電動昇降デスクのデメリットなので。
ネットでは中国企業製ということで耐久性を案ずる意見を見ることがありますが、今どき中国製を避けていたら何も買えません。
少なくともFLEXISPOTについては5年保証がついているので安心して良いのではないかと思います。
デメリットを挙げないと公平なレビューにならないかなーとも思ったのですが、本当に思いつきませんでした。
FlexiSpot E7とE7proの違いを比較
FlexiSpotの電動デスクE7には、E7とE7proという2つのラインナップがあります。
名前だけをみるとE7proの方が良いもののように感じるのですが、実際は違います。
両製品は競合の関係にあります。両方ともいいところもあれば悪いところもあるということです。
価格
まず、値段はE7のほうが若干安いです。これはE7の強みと言えるでしょう。
足の形と耐荷重
E7とE7proは足の形が違います。E7は「エの字」、E7proは「コの字」です。
コの字(E7pro)の方が邪魔になりにくいというメリットがありますが、耐荷重はエの字(E7)に比べて落ちてしまいます。また、構造上デスクのぐらつきもエの字(E7)の方が抑えられるでしょう。
よって、足の形の差は引き分けと言えます。
USBポートの有無
最後に、E7proには充電用のUSBポート1つついています。
個人的にはあってもなくても大差ないとは思うのですが、まあないよりはあったほうがいいので、これはE7proの勝ちです。
結果を見ると、1勝1負1分です。つまり、両製品は双方にいい部分・悪い部分があるので、一概にE7proの方が良いものとは言えないということがわかります。
比較して自分にあっていると思う方を買いましょう。
IKEAのベカントとの違いを比較
似たような価格帯の電動昇降デスクとして、IKEAのベカントがあります。
カタログスペックを見る限りは、私は圧倒的にFLEXISPOTをおすすめします。理由は以下のとおりです。
- 通常時の価格は大差なく、セール時はほとんどの場合FLEXISPOTが安くなる
- にも関わらずFLEXISPOTにある「メモリー機能」や「障害物検知機能」がベカントにはない
- ベカントは付属する天板の厚さが1.6cmしかなく、非常に薄い(FLEXISPOTは2.5cmが標準)
正直、カタログスペックを見る限りではベカントを選ぶ理由はないかなと思います。
FLEXISPOT製品の購入は公式ショップがおすすめです
ここまで読んでいただいて、「FLEXISPOTの電動昇降デスクが欲しいなあ」と思った方は公式ショップでの購入がおすすめです。
FLEXISPOTでは天板選択の自由度が高いのですが、個人的に公式ショップでないと非常に天板の選択が(物理的に)しづらいです。
何よりも公式ショップ限定でセールが行われることがあるため、公式ショップでの購入をおすすめします。
私も公式ショップで購入しました。一番安かったからです。