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ゲーミングPCにおけるメモリの搭載量の目安は?

ゲーミングPCの画像 ゲーミングPC

BTOパソコンを購入するにせよ、自作PCを組むにせよ、ゲーミングPCの購入を検討する際にはスペックを自分で検討する必要があります。

マルセル北村
マルセル北村

自分のやりたいゲームの動作環境を満たさないスペックのパソコンを買ってしまっても誰も責任は取ってくれません。

今回は、ゲーミングPCのスペックのうち、メモリの搭載量の目安について、一般ゲーマー目線でおすすめの数値を示していきます。

マルセル北村
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私マルセル北村はPCゲーマー歴10年以上。過去何台もゲーミングPCを自作しており、現役でPCゲームを遊んでいます。参考になると思います。

マルセル北村本格水冷PCを組むくらいパソコンも好きですが、本業は圧倒的にゲーマーです。ゲーミングPCはあくまでもゲームをするための道具だと思っています。

ヘビーゲーマーかつPC好きの私だからこそできる、ゲーマー目線の体感的で率直なレビュー・解説を心がけています。

プロフィール
この記事を書いた人
マルセル北村

ゲーマー歴20年以上、自作PC歴10年以上。生涯現役ヘビーゲーマー。主にPCマニアではないゲーマーに向けて、簡単でわかりやすい記事をお届けします。
好きなゲームはEFTやSkyrimなど。お仕事の依頼はサイトの問い合わせフォームからお願いします。

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メモリとは?

PCの根幹をなすパーツの一つです。メモリを搭載しなければパソコンは起動しません。

メモリはパソコンのアプリケーションのデータ等を一時的に保存する場所です。SSD、HDDなどと違い、メモリに保存されたデータはPCの電源をオフにすると消えてしまいます。

メモリはしばしば「デスク」に例えられます。デスクが大きい方が一度にたくさんの作業ができるのと同様に、メモリ搭載量が多い方がパソコンで一度にたくさんの作業ができます。

アプリケーションを起動している間など常にメモリを使用するため、メモリの搭載量が少ないと複数のアプリケーションを同時に実行する際などに不都合が起きます。

現代のPCのメモリは4GBが下限です。メモリの搭載量は4GB、8GB、16GB、32GB……と倍々に増やしていくのが基本です。これはマルチチャンネルを機能させ最大の性能を発揮させるためですが、詳しい話は割愛します。

ゲーミングPCのメモリ搭載量の目安は?

では早速、ゲーミングPCに搭載するメモリの目安をお伝えします。

結論からいうと、ゲーミングPCにおけるメモリの搭載量の最低値は「16GB」で、推奨値は「32GB」と考えています。現状、メモリが32GBあれば通常のゲームでメモリ不足になることはありません。

マルセル北村
マルセル北村

最近のアプリケーションはメモリの使用量が大きく(特にChromeブラウザ等)、私の場合ゲームをしていなくても常に「10GB」程度はメモリを使用しているようです。

その状態でそのままFPS「Valorant」を起動すると、メモリ使用量は「約15GB」になりました。16GBだった場合ギリギリです(私は32GB積んでます)。

もちろん常駐アプリケーションの数によってメモリ使用量は変わってきますが、ゲーミングPCを組んでいる方の場合、Steam、ゲーミングデバイスの管理アプリ(ロジクールのGhubやRazerのSynapseなど)、Discord等を常駐させている人も多いはずです。

ここは個人の考え方次第なのですが、メモリの搭載量が16GBだとしても、例えばゲームを起動する際にはブラウザを落とす等の工夫をすれば大抵のゲームは問題なくプレイできると思います。

ただ、毎回それをやるのってどうですか?面倒じゃないですか?私はゲームをプレイするときにいちいちそんなことを考えなければならないのは面倒です。

マルセル北村
マルセル北村

ゲームをプレイするときは全てから開放されていたいものです。

そのため、私個人としてはゲーミングPCのメモリの搭載量は32GBをおすすめします。最低でも16GBです。8GB以下はありえません。

ただし、メモリは他のパーツに比べて増設が容易です。おそらく全PCパーツの中で一番簡単に増設できます。

メモリをスロットに挿すだけです。

そのため、ゲーミングPCを自分でカスタマイズすることに抵抗がなく、どうしても予算がギリギリな場合は、最初は16GBにしておいて不足した場合に増設するという手もあります。

増設を前提にする際の注意点として、メモリを挿せるスロットの物理的上限があります。大抵のマザーボードのメモリスロットは4つなので、メモリ1枚が8GB以上のモデルを購入しましょう(もっとも最近は4GBのメモリを見ることはほとんどありませんが)。

逆に64GB以上搭載する意味は現状ありません。よほど特殊な使い方をするのなら別ですが、その場合この記事を読むまでもないでしょう。

マルセル北村
マルセル北村

個人的には、ゲーミングPCの性能は余裕を持たせておくほうが良いと思います。スペックのいいゲーミングPCを持っておくと、「自分のパソコンのスペックでこのゲームできるかな」と悩むことがなくなります。

今やってるゲームじゃないものをやりたくなったり、配信したくなったりすることもあるだろうしね!ある程度マージンを持たせることをおすすめするよ!

オーバークロックメモリについて

メモリによっては、メーカーがメモリクロックを上げた状態の動作確認を行った上で販売しているものがあります。それをオーバークロックメモリと呼びます。

メモリは「DDR4-3200」などの数字の並びで命名されていますが、末尾の「3200」の部分がメモリクロックにあたります。

メモリクロックは数字が大きい方が性能を上げることができます。

じゃあゲーミングPCを買うときはメモリの容量だけじゃなくてメモリクロックも考えなきゃいけないの?

結論、ゲーミング目的であればメモリクロックは気にしなくていいです。

メモリクロックが高いほうが性能が高いのは間違いないのですが、オーバークロックメモリは選び方が複雑になる上価格が上がり、ゲーミング目的なら性能差が大して体感できないからです。

終わりに

ゲーミングPCのメモリ搭載量の目安について解説しました。

メモリは足りなければ快適なゲーミングライフを送るのが難しくなるパーツです。余裕を持った構成にしておくことをおすすめします。

ゲーミングPCの購入を検討している方は、ゲーミングPCの選び方に関する以下の記事もぜひご覧ください。