ゲーミングモニターの選び方に迷っていませんか?
ゲーミングモニターは、サイズやパネル、メーカーに価格など比較する要素がたくさんあり、「これ!」と決めるのが難しいです。
しかも「ゲーミングモニター」は、ゲーミングマウス、ゲーミングキーボードなどのゲーミングデバイスの中でもゲーミング環境の改善に寄与する部分が大きなデバイスです。

ゲーミングモニターに関しては、慎重に検討すべきです。
そこで、今回はゲーミングモニターの選び方について、プレイするゲームのジャンル別に具体的におすすめのスペックを示して、さらにそれに合致するゲーミングモニターも参考に紹介しています。

この記事はこんな方におすすめです。
- ゲーミングモニター選びに悩んでいる方
- FPSとかやらない人向けのゲーミングモニターの選び方を知りたい方
- FPSもやるしオープンワールド系もやるからゲーミングモニター選びに悩んでいる方
ゲーミングモニターとは
ゲーミングモニターとは、通常のモニターに比べてゲームプレイに適した機能が搭載されているモニターです。具体的には、
- 応答速度が早くなっていたり
- 入力遅延が少なくなっていたり
- 最大リフレッシュレートが高かったり
- その他ゲームプレイに適した独自機能が実装されていたり……
こういったメリットがあります。そのため、特にアクション要素の強いゲームをプレイを目的とする場合、ゲーミングモニターの購入はほぼ必須です。

ゲーミングモニターは費用対効果が高いため、お金がないからといって普通のモニターで代用したり、適当なゲーミングモニターを購入しないほうがいいと思います。
ゲーミングモニターを販売しているメーカー
ゲーミングモニターは、ゲーミングデバイス関係の会社のみならず通常のモニターを製造しているメーカーや、有名PCメーカーも販売しています。
ゲーミングモニターを販売しているメーカーの一例は次のとおりです。

個人的見解ですが、ゲーミングデバイス系企業のゲーミングモニターは価格が高く、通常のパネルメーカーのゲーミングモニターは価格が安めな印象があります。ゲーミングデバイス系企業はパネルメーカーからパネルを仕入れる必要があるためでしょうか。
ゲーミングモニターを購入する際に検討する要素
- サイズ(大きさ)
- 解像度
- 応答速度
- パネル(TN・VA・IPS)
- リフレッシュレート

大体この辺りを見ておけば大丈夫です。ちなみに、入力遅延はスペック表には載りませんが、ゲーミングモニターであれば通常のモニターより入力遅延が小さく設計されているのであまり気にしなくていいです。
目的別ゲーミングモニターのおすすめスペック
それでは、実際にゲーミングモニターを選んでいきましょう。
まずは自分がそのゲーミングモニターを使ってメインでプレイするゲームが何なのかを明確化します。なぜなら、プレイするゲームによって選ぶべきゲーミングモニターが変わって来るからです。

ではメインでプレイするゲームを一つ想像してみてください。……想像できましたか?
想像したゲームが、次のどちらのカテゴリに当てはまるか考えてみてください。

ちなみに私はどちらも同じくらいプレイします。そういった方向けにも後ほど方針を解説します。
対人要素・アクションの多いゲームの場合のゲーミングモニター
主にFPS等をメインでプレイする方におすすめのゲーミングモニターのスペックは次のとおりです。
- サイズ:約24インチ~27インチ
▶モニターは大きすぎないほうがいい - 解像度:フルHD~WQHD
▶解像度はフルHDで必要十分だが、27インチならWQHDの方が適している - 応答速度(GtoG):2ms以下
▶2ms以下なら違いを感じない - パネル:IPS
▶パネルはIPS以外選ぶ必要がない - リフレッシュレート:144hz以上
▶リフレッシュレートは高ければ高いほどいいが、PCのスペックと合わせて検討
大きすぎるモニターは把握しなければいけない箇所が多くなり、FPSなどは特にプレイしづらくなってしまいます。モニターが大きいとデスクの奥行きも要求されるので、デスク選びも難しくなります。
モニターサイズが24インチなら、解像度はフルHD(1,920×1,080)でも十分です。27インチならWQHDをおすすめしますが、その分モニターの価格とPCに要求されるスペックは上がります。
2ms以下であれば体感の差はないと言っていいです。突き詰めていくとゲーミングモニターの価格が爆上がりするので、2msでも十分です。
TNパネルは「低価格で応答速度が早い」のがウリですが、視野角の狭さや発色の悪さなどデメリットが大きく汎用性に欠けます。IPSでも応答速度が早いゲーミングモニターはいくらでも出ているので、よほどお金に余裕がない場合を除いてIPSを選んでおけば間違いないです。

たまに「TNはゲーマー向け」みたいな書かれ方をしていることがありますが、嘘なので騙されないように。IPS買っとけばいいです。
リフレッシュレートは高いに越したことはありません。が、144hzを超える高リフレッシュレートのモニターは非常に高価になり、PCに要求されるスペックも爆上がりします。コスパを考えると144hzが最も無難です。
アクションの少ないゲームの場合のゲーミングモニター
オープンワールドRPG、SLG等、一人でじっくり楽しむゲームをメインでプレイする方におすすめのゲーミングモニターのスペックは次のとおりです。
- サイズ:約24~32~48インチ
▶デスクの奥行きにもよるが、基本的に大きければ大きいほどいい - 解像度:フルHD以上
▶ゲーミングモニターのサイズに合わせて決定する - 応答速度(GtoG):2ms以下
▶2ms以下なら違いを感じない - パネル:IPS
▶パネルはIPS以外選ぶ必要がない - リフレッシュレート:60hz以上
▶高いに越したことはないが、財布と相談
基本的に大は小を兼ねます。しかし、一般的なデスクの場合は32インチが限界サイズだと思います。モニターアームやバウヒュッテのエクステンションデスクを使用するなどして奥行きを確保すれば、48インチまでのサイズも視野に入ってきます。
モニターサイズが小さければ、解像度はフルHD(1,920×1,080)でも十分です。27~32インチならWQHDをおすすめしますが、その分モニターの価格とPCに要求されるスペックは上がります。40インチを超えると4kも視野に入ってきます。
2ms以下であれば体感の差はないと言っていいです。突き詰めていくとゲーミングモニターの価格が爆上がりするので、2msでも十分です。
TNパネルは「低価格で応答速度が早い」のがウリですが、視野角の狭さや発色の悪さなどデメリットが大きく汎用性に欠けます。IPSでも応答速度が早いゲーミングモニターはいくらでも出ているので、よほどお金に余裕がない場合を除いてIPSを選んでおけば間違いないです。

たまに「TNはゲーマー向け」みたいな書かれ方をしていることがありますが、嘘なので騙されないように。IPS買っとけばいいです。
リフレッシュレートは高いに越したことはありません。が、アクション要素が少ないゲームの場合、60hzでも実質的に問題はありません。
どちらもプレイする場合のゲーミングモニター
色々なジャンルのゲームをプレイする場合には、ゲーミングモニター購入の選択肢は二つあります。
- 両方の条件を満たしたゲーミングモニターを購入し、片方は妥協する
- ゲーミングモニターを二台買う
両方の条件を満たしたゲーミングモニターを購入し、片方は妥協する
アクションが少ないゲームをプレイする時でも「別にサイズの小さなゲーミングモニターで構わない」ということであれば、これが一番コストのかからない選択肢です。
サイズ以外はFPS等のアクションが多いゲーム用のゲーミングモニターの方がスペックを求められるので、そちらに合致したものを購入すればいいです。もし大きさが物足りないのであれば、32インチまではFPS等でも使用できるかなと思います。
ゲーミングモニターを二台買う

どんなゲームも100%全力で楽しみたい!
そういった私のようなヘビーゲーマーの方の場合、思い切ってゲーミングモニターを2枚買ってしまいましょう。FPS等用の小型モニターと、それ以外用の大型モニターを購入するのがおすすめです。
それらのゲーミングモニターはデュアルモニター体制で使用してもいいですし、いっそパソコンも2台持ってしまうのも手です。

するとゲーミングキーボードも2つ必要になり……と言った具合でゲーミングデバイスが増えていったのが私です。
具体的なおすすめゲーミングモニター
上記の条件に当てはまるゲーミングモニターをピックアップしました。購入する際の参考にしていただければと思います。
対人要素・アクションの多いゲームの場合のおすすめゲーミングモニター
約24インチのゲーミングモニター
27インチのゲーミングモニター
アクションの少ないゲームの場合のおすすめゲーミングモニター
どちらもプレイする場合におすすめの32インチゲーミングモニター
終わりに
今回はゲーミングモニターのおすすめスペックについて解説しました。
ゲーミングモニターは、他のゲーミングデバイスに比べて実際のゲームプレイ感にかなり影響するゲーミングデバイスですので、この記事を参考に選んでみてください。

他のゲーミングデバイスを安く抑えてでも、ゲーミングモニターを優先することをおすすめします。